【青年部】東北大学病院 院内学級呈茶

日時 令和元年5月23日(木)13時~16時半
場所 東北大学病院
参加者 青年部11名 院内学級15名
お客様 約70名

 

東北大学病院に入院中の小中学生の子ども達を対象とした行事です。
日本の伝統文化である茶道を身近に感じてもらい、おもてなしの心を体験学習してもらう事を目的としています。

今年のテーマは「宮城の歴史」。
平成から令和へと新しい時代に変わった今、過去のことを振り返ってみよう
そんな想いを込めてこのテーマに致しました。

 

伊達政宗に関するものを中心に、テーマを元に子ども達や先生方で作成してくれた素敵な飾り付け。
この行事の毎年の楽しみの一つです。

 

青年部で設えた床には堤焼の花入と、伊達家の家紋「竹に雀」に合わせて、竹で作られた雀型の香合を。
色紙の「一期一会」は今回の茶会を通して子ども達に一番伝えたいキーワードです。
少しでも身近に感じてもらえるよう、子ども達の学校の先生に、この日のために書いていただきました。

 

茶会は二部制で行いました。
初めにお茶の歴史やお点前の動き、お道具の設えについて説明をしながら、お点前とお菓子やお茶の頂き方のデモンストレーションを。
今年は初の試みで畳を敷いてお点前をいたしました。

 

デモンストレーションの後、子ども達にお菓子とお茶を味わって頂きました。
宮城の歴史あるお菓子「松島こうれん」と日立家製の仙台駄菓子「仙台ここち」。

 

宮城県の作家の方のお道具を中心とした道具組。
伊達家現当主 伊達泰宗氏の茶杓は瑞鳳殿の高野槇を使って作られたもの。
建水は亘理町の末家焼です。又、紫陽花の茶碗で季節感を取り入れました。

 

 

魚が沢山描かれた荒磯大棗に、子ども達からは「可愛い!」の声も。
嬉しい反応に思わず笑顔になります。

 

そして第二部。
子ども達から病院の先生方や保護者様、お世話になっている方々へ、お菓子とお茶を振る舞いました。

 

お客様には一口サイズの仙台駄菓子、日立家製の「ちゃっこ」をご用意しました。

 

 

お客様の美味しい!の言葉から笑顔が連鎖し、会場は温かな空気に包まれていました。
楽しそうに夢中で茶筅を振る子ども達。早くもう一碗点てたくて、次に来るお客様を心待ちにする場面もありました。
「今度は家で家族にお茶を点ててあげるんだ!」と嬉しい感想も頂きました。

 

一碗のお茶を通して得られる喜びや、目の前のお客様を思い尽くすおもてなしの心。
一生懸命な子ども達の姿から、沢山の学びがありました。

病院で療養生活を送る子ども達と共に、一期一会の素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

 

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